Canonデ−トマチック   日付け入れカメラのスタンダ−ド


発売は1974年11月。キャノデ−トEの後継機である。ボディ面にあった日付け変更ダイアルをレンズ鏡胴にうつして、デザイン的には前モデルよりすっきりして洗練された。
デザイン的にはよくまとまっていて無駄のないスタイルである。
ただしこの頃になると上カバ−はプラスチック製となるので、今までのキヤノンのレンズシャッタ−機に比べるといささか安っぽく感じる。製造は台湾となっている。
このカメラの発売のほぼ同時期に、コニカからぴっかりコニカのC35EFが発売。キヤノンはそれに追従する形で、この後継機にデ−トルクスを発売する。

みのかんのキャノンデ−トマチック

手に入れたのはかなり昔、10年前以上の過去のことである。このレンズもよく写りモノクロスナップにはよく持ち出した。人物撮影、つまり中距離での描写がよくて、親戚の子供を撮影し写真をあげたら好評だった。やはりいいカメラは写りが違うねといわれ、まさか古いカメラで撮ったとはいえなくなってしまったのを覚えている。本当の事を知っているのは写された親戚の子供だけなのだから。


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